WordPressを新規開設したときにやっておきたいちょっと難しい設定
ドメインを取得したら、次はWordPressを立ち上げて各種設定をしたりプラグインを導入したりすると思いますが、はじめにやっておくと良い設定を紹介します。
これは私自身が使っている設定でもあります。
しかしwp-config.phpを直接弄るので、やり方を間違えるとWordPressブログにアクセスできなくなったりしますので注意してください。
wp-cron.phpを停止する
wp-cron.phpは予約投稿した記事を指定した時間に公開したりするためのファイルなのですが、WordPressブログにアクセスがあるとこのwp-cron.phpが実行されます。
アクセスがあるたびに実行されるので、アクセスが多いブログだとサーバーに負担がかかります。
停止するにはwp-config.phpに
define('DISABLE_WP_CRON', 'true');
を追加してください
しかしこのままだと予約投稿が出来なくなってしまうので、レンタルサーバーの機能のcronで1時間に1度程度以下を実行させてください
リビジョンを作らせない
リビジョンとは投稿の更新履歴です。
投稿をリライトしたあとにもとに戻したくなったときなどに便利な機能なのですが、データベースが無駄に大きくなってしまいます。
データベースが大きくなると、表示速度等にも影響が出てきます。
無効化するには先程同様、wp-config.phpに
define('WP_POST_REVISIONS', false);
を追加します。
またリビジョンが作られることで投稿IDが増えてしまいます。
私はこれが嫌なのでリビジョンは無効化していまいます。
リビジョンを完全に無効化せず、数を制限するという方法もあります。
自動保存機能を無効化する
自動保存機能とは、作成中の投稿を60秒ごとに自動で保存してくれる機能です
記事を書いている途中でうっかり戻るボタンを押してしまったり、パソコンが壊れてしまったときに書いていた記事が消えてしまわないように保存し続けてくれます。
便利な機能ではあるのですが60秒ごとに通信を行うので、スマホから投稿やリライトをしようとすると通信量を消費してしまいます。
邪魔になることは多くても役立つことは少ない機能なので、私は無効化しています。
無効化するには同様に、wp-config.phpに
function disable_autosave() {
wp_deregister_script('autosave');
}
を追加します。
まとめ
今回の3つすべてを無効化するなら
define('DISABLE_WP_CRON', 'true');
define('WP_POST_REVISIONS', false);
function disable_autosave() {
wp_deregister_script('autosave');
}
上記のコードをwp-config.phpに追加してください
記述する列は、「define('DB_COLLATE', '');の下がいい」と書いてあったり「define('WP_DEBUG', false);の下がいい」言われていたりとバラバラなので、自分がわかればどちらでもいいと思います。